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2012-08-27

藤野先生

魯迅小説といえば皆さん何を思い浮かべるでしょうか。
「阿Q正伝」「狂人日記」に並び「藤野先生」が日本では有名です。
今回は「藤野先生」についてお話したいと思います。

藤野先生は魯迅が日本に留学していた頃の恩師「藤野厳九郎」さんについて書かれた小説です。
医学の道を志していた魯迅は、中国人という事で周りから軽視される辛い環境で勉強を続けます。
しかし藤野先生は魯迅を差別しませんでした。藤野先生は魯迅を公平に扱い、
ノートの日本語に間違いはないか、いつも細かにチェックします。
あまりの熱心な教育態度に、魯迅は(そこまで細かく見んでもええやん)とぼやきますが
次第に厚い信頼を寄せるようになりました。
しかし医学を学ぶ間にも、魯迅はこれで祖国を救えるだろうかと悩みます。結局、魯迅は医学を捨て
仙台へ帰ります。小説藤野先生は「未だ、藤野先生に手紙をかけていない」で終わります。

魯迅は文筆家として大成したあと、日本の出版社から魯迅全集をだそうと企画が持ち込まれました。
魯迅は「何を選んでくれてもかまわないが、藤野先生だけは必ず入れてほしい」と頼みました。
全集を出すことで、その後連絡の取れない藤野先生を探そうとしました。
しかし、どれほど月日がたっても藤野先生から連絡はありません。
「もしや藤野先生はもうこの世にいらっしゃらないのでは・・・」と魯迅は悲しみました。

じつは当時、藤野先生はまだ存命中でした。
ある日、藤野先生は息子から魯迅という作家の話を聞き、「周樹人君は立派になったのだな」
とかつての教え子の成長を喜びました。
しかし、藤野先生は所在を決して伝えないよう、周囲に固く口止めしていました。
魯迅は亡くなるまで藤野先生のその後のことをしらなかったと言われています。

「藤野先生」中文版は大変味わいある文章で書かれています。是非一度ご覧下さい。
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本当ですか?

「藤野先生」という小説は私らの時代で中学の教科書にありました。
当時はとても感動しました。藤野先生に線香をあげたいなぁ(掃墓)と思いました。
日本に来て20年になり、まだ実現しておりません。そのうち是非一度線香をあげに参ります。
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